AJFの活動

AJF・HFW・JVC・明治学院大学国際平和研究所共催
連続公開セミナー「食料価格高騰がアフリカ諸国に及ぼす影響」第2回
バイオ燃料推進と食料価格高騰の関係

原油価格高騰によって、輸送費用、肥料や飼料価格、トラクターなどの稼働費用も上昇し、食料価格高騰の一因となっていることは広く知られています。一方で、原油価格とほぼ平行してバイオ・エタノール、バイオ・ディーゼルの価格も上昇していることが、食料価格にも影響を及ぼしていることも指摘されています。

ところが、先日ローマで開かれた食料サミットで出された声明では、米国、ブラジルなどのバイオ燃料生産国の主張もあって、バイオ燃料に関しては「注視が必要」という記述にとどまってしまいました。

第2回セミナーでは、バイオ燃料生産と食料価格高騰の関係はどうなっているのか? また、先進国市場向けのバイオ燃料がアフリカ諸国を始めとする途上国で生産されるという新たな南北問題をどのように考えるべきなのか? について、東京農大・稲泉さんより報告と提起を受けます。 

どうぞご参加下さい。

講師:稲泉博己さん(東京農業大学准教授)
日時:2008年7月17日(木)午後6時半〜8時半(午後6時受付開始)
会場:明治学院大学白金校舎 本館2階1254番教室
(最寄駅は、JR品川駅・目黒駅よりバスで約10分、東京メトロ白金高輪
 駅、白金台駅、高輪台駅より各徒歩約7分)
地 図:キャンパスマップ http://www.meijigakuin.ac.jp/access/shirokane/
資料代:AJF・HFW・JVC会員および明治学院大学在籍者 無料/一般 500円
問い合わせ:(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC) 担当:渡辺
     電話 03-3834-2388
     e-mail:nabekama@ngo-jvc.net
参加申し込み:事前に参加申し込みをいただけると助かります。
 e-mail:nabekama@ngo-jvc.netもしくはFAX 03-3835-0519に、「7月17日セミナー参加」とタイトルして、以下をお知らせ下さい。
 1)参加者名:
 2)共催団体の関係:AJF会員、HFW会員、JVC会員、明治学院大学在籍(学生・院生・教職員)、その他
 3)質問など:。
共催:(特活)アフリカ日本協議会(AJF)
 〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
 URL: http://www.ajf.gr.jp/
(特活)ハンガー・フリー・ワールド(HFW)
 〒102-0072 千代田区飯田橋4-8-13 山商ビル7F
 URL: http://www.hungerfree.net
(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)
 〒110-0015 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
 URL: http://www.ngo-jvc.net/
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
 URL: http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime

【付記】
○AJF食料安全保障研究会は、昨年12月に佐久間智子さんを講師に迎え「アフリカにおけるバイオ燃料問題」を、今年3月には稲泉博己さんを講師に迎え「アフリカ農業とバイオ燃料問題」をテーマにした公開セミナーを開催しました。
 公開セミナー「アフリカにおけるバイオ燃料問題」 案内 報告
 公開セミナー「アフリカ農業とバイオ燃料問題」 案内 プレゼン資料(safari、firefox用) プレゼン資料(Explorer用)
 3月5日開催公開セミナーでの稲泉さん講演を、「アフリカNOW」第81号に収録しました。必要な方は、info@ajf.gr.jpへ「アフリカNOW第81号申し込み」とタイトルしてメールを下さい。

○第3回セミナーを7月31日に予定しています。
 第3回セミナーでは、投機マネーが食料価格に及ぼす影響をどのようにして軽減するのか、今、何をすべきかについて、オルタモンド事務局長の田中徹二さんにお話ししていただきます。

冊子「飢餓を考えるヒント」について

これまでのセミナー記録をもとに作成した冊子「飢餓を考えるヒント」のpdfファイルをダウンロードできます。

  • 飢餓を考えるヒント:2008年度開催連続公開セミナー「食料価格高騰がアフリカ諸国に及ぼす影響」の記録を中心にした冊子です。
  • 飢餓を考えるヒントNo.2:2009年度開催連続公開セミナー「飢餓を考える」の記録を中心にした冊子です。
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