AJFの活動

AJF・JVC・HFW・明治学院大学国際平和研究所共催
連続公開セミナー「食べものの危機を考える」2012年度 第3回
帰国報告:ブルキナファソの食料不安

【報告】

国際開発ジャーナル9月号(No.670)に本セミナーの報告が掲載されました。

<本文から引用 70頁目>
...「豊作、不作にかかわらず、農作物の仲介業者が取るマージンに変化がないことも、 穀物価格が硬直化している原因の一つ」との説明がされ、降雨量の減少以外にも、 穀物価格の上昇には構造的な問題があることが指摘された。...

...「リビアでの内戦によるマリ共和国などからの避難民の増加による追加的なプレッシャーが国内に起こったことで、 国内における食料事情の悪化に追い打ちがかかる状況に陥っている。」...

詳細は、本誌をご覧ください。

※取扱書店(定価850円)

紀伊國屋書店 札幌本店
紀伊国屋書店 新宿本店
紀伊国屋書店 新宿南店
ジュンク堂書店 池袋本店
ジュンク堂書店 大阪本店
ジュンク堂書店 京都店
ジュンク堂書店 福岡店
八重洲ブックセンター本店
リブロ池袋店3F
丸善 丸の内本店
三省堂書店 経済産業省売店

【詳細】

西アフリカのサヘル地域では、雨季に1年分の食料を生産して乾季に備えますが、昨年は雨季に十分な雨が降らず、穀物の不作が深刻であったことから、人々の食生活に大きな影響が出ています。昨年、ソマリアで発生した飢饉のような緊急事態には陥っていないものの、食料価格の値上がりや内戦などの影響もあって、地域によってはもともと1日2食だった食事を1日1食に減らす、1食の食事の量も更に減らすなど、厳しい状況が続いています。

第3回の今回は、国際協力NGO緑のサヘルの代表理事である岡本敏樹さんに、ブルキナファソの食料不安の現状について、帰国報告していただきます。また、わずかな降雨の遅延で食料難に陥ってしまう背景にはどのような問題があるのか、この地域に住む人々が安心して食べていくためにはどのような課題があるのか討議します。

皆さまふるってご参加ください。

【講師プロフィール】 ●岡本敏樹さん(緑のサヘル代表理事)
緑のサヘル代表理事。1997年に緑のサヘルに参加。約20年にわたって西アフリカにおける国際協力活動に携わる。現在も1年のうち約半年を現地で過ごしている。

【日時】2012年7月26日(木)18:30〜20:30(開場18:15)
【会場】明治学院大学白金校舎 本館4階北ウイング 1455教室
  アクセス http://www.meijigakuin.ac.jp/access/shirokane/
  (JR品川駅・目黒駅よりバスで約10分、東京メトロ白金高輪駅、白金台駅、高輪台駅より各徒歩約7分)
【参加費】500円*共催団体会員、明治学院大学在籍者は無料
【申込み】(特活)ハンガー・フリー・ワールド
     担当:儘田  hfwoffice@hungerfree.net

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