AJFの活動

モザンビークから農民リーダーがやってくる!
「土地を生かし、農業に生きる〜UNAC(全国農民連合)の取り組み」

7月8日(水)18:00〜@明治学院大学白金キャンパス
 モザンビークから農民リーダーがやってくる!
「土地を生かし、農業に生きる〜UNAC(全国農民連合)の取り組み」
<スピーカー>
・アナ・パウラ・タウカレ:UNAC(全国農民連合)副代表
・コスタ・エステバオ:UNACナンプーラ州支部UPC-N代表
・ヴィセンテ・アドリアーノ:UNAC政策提言・国際連携担当

モザンビークでは、「土地と自由を取りもどす」ことをスローガンに植民地支配からの独立運動を農民たちが闘い、苦難の末に独立を達成すると、農民はふたたび土地を耕し、懸命に食料を生産してきました。

 しかし、近年、農業投資による土地収奪(ランドグラブ)が、深刻な影響を及ぼし、特に北部三州(ナンプーラ州、ニアサ州、ザンベジア州)をまたぐナカラ回廊地域で、大豆生産のための大規模な土地収奪が加速化しています。

 ナカラ回廊地域では、日本政府ODAによる「日本・ブラジル・モザンビーク三角協力による熱帯サバンナ農業開発プログラム(略称:プロサバンナ事業)」が進められるなか、計画の不透明性、情報共有や意味ある協議の不足、小農の意見や経験が尊重されない、などの問題への批判が高まっています。

 そこで、モザンビーク最大の農民組織UNAC(全国農民連合)を代表する3名を招聘し、日々の営み、農業のあり方、農民運動の取り組み、土地収奪の現状、プロサバンナ事業の問題点など、その声を直接聞き、モザンビークにおける土地と農業、そして私たち日本の援助や食、農業のあり方について、共に考えてみたいと思います。

開催概要

【日時】2015年7月8日(水)18:00〜20:30
【会場】明治学院大学 白金キャンパス 3号館1階3202教室
【アクセス】地下鉄・白金高輪駅、白金台駅、高輪台駅より徒歩7分、
      JR品川駅・目黒駅よりバスで10分
      キャンパス・アクセス
      建物案内
【資料代】 500 円(資料代)*学生 (大学院生含む) 無料
【定員】100名(事前申し込み必要・先着順)
【使用言語】日本語・英語・ポルトガル語(*日本語の逐次通訳あり)
【共催】(特活)オックスファム・ジャパン、(特活)アフリカ日本協議会(AJF)、No! to Land Grab, Japan、(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)、ATTAC Japan、モザンビーク開発を考える市民の会
【後援】明治学院大学国際平和研究所(PRIME)

【お申込み】右URLよりお申込みください⇒申し込みフォーム
※電話でのお申込みは下記問い合わせ先にて受け付けています。
【お問い合わせ】(特活)アフリカ日本協議会(AJF) 斉藤
 電話:03-3834-6902/FAX:03-3834-6903/email:info@ajf.gr.jp

【スピーカー プロフィール】

  • アナ・パウラ・タウカレ(Ana Paula Taucale):UNAC(全国農民連合)副代表
    ナンプーラ州の農民。全国2,200の農民組織が加盟するUNACの副代表として、農民の権利擁護とネットワークづくりに尽力している。

  • コスタ・エステバオ(Costa Estevao):UNACナンプーラ州支部UPC-N代表
    ナンプーラ州の農民。多様な作物を栽培する篤農家であり、州の農民運動のリーダーとして、2万人のメンバーから厚い信頼を得ている。

  • ヴィセンテ・アドリアーノ(Vicente Adriano):UNAC政策提言・国際連携担当
    モザンビーク西部・テテ州出身(テテ州は炭鉱開発による強制移住や公害が問題となっている)。現職では、UNACと南部アフリカ開発共同体(SADC)、アフリカ、ラテン・アメリカ、アジア地域の農民運動との連帯に尽力。農民の声を世界に発信している。

チラシ PDFファイル

参考資料 今年3月に発表されたプロサバンナ・マスタープラン

関連資料・企画紹介 ProSAVANA・モザンビークについて考えよう

▲このページのTOPへ